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【建ててからでは遅い】一生快適に暮らすための間取り設計 超・実践マニュアル

2025.04.12

【建ててからでは遅い】一生快適に暮らすための間取り設計 超・実践マニュアル

「間取りって、正直どこまでこだわるべき?」

「広ければいいんじゃないの?」

「設計士に任せればうまくやってくれるでしょ?」

こう思っている方、ちょっと待ってください!

家づくりにおいて、間取りは毎日の暮らしに直結する“最重要項目”です。

間違った間取りは、建ててから取り返しがつきません。

でも、うまく設計すれば、「家事ラク」「ストレスフリー」「将来も安心」な家が実現できます。

このブログでは、注文住宅の間取りを深く掘り下げ、後悔しない家づくりのための考え方とノウハウをお伝えします。

1. 間取りは「現状」だけでなく「未来」も見据えるべし

よくある失敗例↓

• 子どもが独立して部屋が余る

• 親の介護や同居が必要になった

• 階段が負担になり、2階を使わなくなる

対策アイデア↓

• 可変性のある部屋:将来は2部屋を1部屋にまとめたり、その逆も可能に

• 1階に寝室や水回りを配置:老後は1階だけで生活完結できるように

• 子ども部屋は「閉じすぎない」:巣立ったあとも多用途に使える空間設計を

 

2. 間取り設計で意識すべき「5大動線」

①家事動線

 → 洗濯動線が短いと毎日のストレス激減

 → キッチン → パントリー → 洗面・ランドリーを一直線や回遊型に

②生活動線

 → 朝の支度や帰宅後の導線をスムーズに

 → 玄関 → 手洗い → WIC → リビングの流れが定番に

③来客動線

 → 家族の生活空間と来客エリアを分ける

 → 玄関から直接トイレ or 客間に案内できる動線が理想

④通風・採光動線

 → 空気と光が流れるルートも設計段階で考慮

 → LDKに2面採光+吹き抜け or 高窓が有効

⑤育児・見守り動線

 → キッチンから子どもが見える位置にリビング・畳コーナー

 → 階段位置も安全&視界に入るように

3.収納

→玄関:靴・傘・アウトドア用品を仕分けできる土間収納

→キッチン:パントリーは可動棚が便利

→洗面:タオル、洗剤、ストック品を分けて収納

→各部屋:クローゼットの扉開閉のしやすさも忘れずに

ポイントは「何を、どこで、どう使うか」から逆算すること!

 

4.間取りに“空気感”を加える方法

間取り図には表れにくいけど、暮らしやすさを大きく左右するのが「空気感」。

そのためには、次の3つが重要です。

■ 視線の抜け

• 廊下やリビングに奥行き感を持たせる

• 窓の位置を工夫して“景色を切り取る”

■ 天井高・段差・勾配天井の使い方

• 空間の広さは「面積」だけじゃない

• キッチンは低め、リビングは高めなどで変化をつける

■ 音の抜けと響き

• 家族間の“ほどよい距離感”を保つためにも重要

• 吹き抜けにリビングを配置する場合は音対策を考える

 

5.家づくりの“後悔ポイント”に学ぶ設計のコツ

実際によくある後悔リスト

後悔ポイント

改善策

廊下が多くて無駄

回遊動線で廊下レスに

コンセントの数・場所

間取りが固まったら家電配置まで仮想で考える

収納が少ない or 死んでる

「何をどこに仕舞うか」から逆算

LDKが広すぎて落ち着かない

緩やかに仕切るゾーニングを意識

階段が暗くて怖い

吹き抜けや高窓で採光を確保する

6.間取りづくりに活用できるアイデア集

◎ パントリーは2WAY動線に

• キッチンと玄関両方からアクセス可能に

◎ 和室 or 畳コーナーは“多目的空間”

• 客間・お昼寝・おむつ替え・将来の寝室にも活用可能

◎ ウォークスルークローゼット

• 「通る収納」なら回遊性も収納力もアップ!

◎ “脱衣室と洗面室を分ける”

• 家族が使いやすく、来客時も気兼ねなし

◎ 階段下・空間の死角を「見せる収納」に

• デッドスペースを活かしておしゃれに演出

 

7. 間取りは「自分で考えない」と後悔する

設計士にすべて任せるのも一つの方法ですが、

「自分の暮らしを自分で理解し、言語化する」ことが最重要。

■ 間取り作成ステップ例

・自分たちの「理想の一日」をノートに書く

・必要な空間・機能を書き出す

・優先順位を決める(全部はムリ)

・設計士に“暮らし像”を共有し、プロの目で補完してもらう

 

8.間取りは“家族会議”で育てるもの

夫婦間で意見が分かれることも多いですが、何度も話し合うことが家づくり成功の秘訣です。

■ おすすめの進め方

• それぞれ「譲れないポイント」を3つ出す

• 優先順位を共有

• プロの提案も受けながら調整していく

 

まとめ|最高の間取りとは、「家族にとって意味がある空間」

注文住宅の設計に正解はありません。

でも、“あなたの家族にとっての正解”は、間取りの中に必ず見つかります。

建物の大きさやグレードよりも、「どんな暮らしをしたいか」にフォーカスすることが、心地よい家づくりへの近道です。