こんにちは!
副店長の山本です!
今回は耐震と制震の違いについてまとめていきます。
【耐震とは】
“耐震”とは、地震に対して建物が耐えることができるよう、地震によって生じる力や振動を軽減する構造設計のことを指します。主に2つの方法があります。
①力学的耐震構造
これは、地震の力を抑制するために、鉄筋コンクリート構造や鉄骨構造を用いた構造です。建物の荷重を分散させることで、地震によって生じる力を分散させることができます。
②剛性耐震構造
これは、建物自体の剛性を高めることで、地震による揺れを抑制する構造です。鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建築構造に見られます。
【制震とは】
“制震”とは、地震発生時に建物が受ける衝撃や振動を減衰させることにより、建物内部の被災状況を軽減する構造設計のことを指します。建物に揺れを起こすエネルギーを吸収することで、建物にかかる負荷を減らします。
主に2つの方法があります。
①油圧制震
これは、油圧シリンダーを用いて、建物の地震時の振動エネルギーをダンパーで吸収する制震装置です。ハイテクオフィスビルや高層マンションなど高価格帯の物件に使われたりします。
②ゴム製制震装置
これは、一般的な住宅向けに使われる装置で、建物に取り付けられたゴム製の制震装置が地震時の振動を吸収し、建物内部の被害を最小限に抑えます。
【まとめ】
耐震と制震は、いずれも地震対策のために取り入れられる構造であり、それぞれに特徴があります。耐震は、地震による力や振動を軽減させるための構造設計で、力学的耐震構造と剛性耐震構造があります。一方、制震は、地震時に建物が受ける衝撃や振動を減衰させる構造設計で、油圧制震とゴム製制震装置があります。それぞれに適した対策を取り入れることで、地震に常に備えることができます。
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